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FIREしたいんだけど、いくらぐらい必要なの?
FIREの種類・開始時期によってだいぶ変わってくるから、この記事で詳しく解説するよ。
今回の記事では、
について解説します。
この記事を読むことでどうすればFIREできるかがわかります。
この記事は、
上記の方々におすすめです。
この記事を最後まで読んで明確なFIREまでの目標を立てられるようになりましょう。
FIREにはいくら必要?
通常のFIREは、仕事を早期退職して資産所得のみで生活することを指します。
今回の記事では、以下の2種のFIREだといくらあれば達成が可能かを解説します。
同じFIREでも必要な資産は全く異なります。
Fat FIRE=5億円以上
FAT FIREは資産所得のみで自由に生活するFIREです。
FIREの中でも最高レベルのFIREです。
FAT FIREの特徴は以下の通り。
運用資産5億円以上
FAT FIREに必要な資産は5億円以上と言われています。
なぜ5億円以上必要なのか。というと。
という条件を満たすFIREであるためです。
この5億円という金額は『4%ルール』にあてはめて想定されています。
4%ルールとは運用資産の4%で毎年生活をする。というものです。
5億円を4%ルールにあてはめると、年間生活費2,000万円。
基本的な生活費はもちろん贅沢費にもかなりの金額を使用できます。
難易度は超高い
Fat FIREは、そもそも5億円以上を保有する必要があるため難易度が凄まじく高いのが特徴です。
基本的に5億円以上を保有するには
上記のいずれかが現実的です。
企業のオーナーや開業医は誰にでも簡単になれる職業ではありませんし、相続に関しては完全に運。
2021年の調査によると超富裕層は9.0万世帯で全体の0.16%。
上記の通りFat FIREは限られた人にしか実現できません。
超高難度のFIREです。
Lean FIRE=6,000万円程度
Lean FIREは、節約をしながら生活費を抑えて生活するFIREです。
裕福に暮らすFat FIREに対し節約を徹底しながら暮らすLean FIREは対極のFIREとも言えます。Lean FIREの特徴は以下の通り。
運用資産6,000万円程度
Lean FIREには6,000万円程度の運用資産が必要です。
こちらも4%ルールにあてはめてみます。
社会保険料や税金で引かれると考えると年間200万円程度。
1ヶ月に換算すると、166,000円。
総務省の家計調査2022年によると一人暮らしの生活費の平均額は、
161,753円
2人以上世帯は厳しいですが資産の切り崩しも考慮すれば、単身世帯なら基本的には無理なく生活可能な範囲です。
難易度は低めだが節約必須
Fat FIREと違い節約必須のLean FIRE。
生活費を節約する分、Fat FIREよりも必要資産はかなり少なくすみます。
必要資産が少ない=達成難易度が低い
と、かなり難易度は下がります。
ただ、生活費はしっかりと節約しなければなりません。
贅沢費はもちろん、基本的な生活費も節約して過ごす必要があります。
なぜ節約を徹底しなければならないかというと、FIRE卒業のリスクを軽減するためです。
節約をして少しでも余裕をもたなければ、株価の暴落や物価の上昇でFIRE生活が破綻する可能性があります。
必要資産は少なくすみますが、FIRE卒業というリスクもあり得るのがLean FIREの特徴の1つです。
45歳と55歳でシミュレーション
FIREが現実的になるのは、40代と50代。
それぞれ45歳と55歳でシミュレーションしてみます。
45歳でLean FIRE=6,000万円
単身世帯45歳でLean FIREをシミュレーションしてみます。
運用所得の半分程度がNISAで運用されていると考えると生活資金としては十分です。
足りない分は資産を切り崩すことになります。
65歳以降は年金(10万円程度/月)を受給できるため、いくらか余裕ができることになります。
65歳以降の年金をあてにしてFIREの必要資金を引き下げることもできます。
しかし、これ以上引き下げてしまうと
などの不安要素があります。
FIRE卒業という最悪なシナリオを辿らないようにやや厳しめにシミュレーションを行いました。
55歳でLean FIRE=4,500万円
続いては55歳でLean FIREした時のシミュレーションをしてみます。
運用所得の半分程度がNISAで運用されていると考えると生活資金としてはそこそこ確保できます。
足りない分は資産を切り崩すことになりますが、年金の受給開始まで10年。
切り崩したとしても年金受給開始時には3,500万円以上が残る計算で老後2,000万円問題にも対応が可能です。
ただ、55歳でFIREしたということは年金が少ないということを考慮しなければなりません。
節約をし続ける必要があります。
おすすめはLean FIRE改とSide FIRE
Lean FIREを45歳と55歳で達成した時のシミュレーションをそれぞれを解説しました。
ただ、Lean FIREでは上述したように
という弱点があり、最悪の場合「FIRE卒業」になりかねません。
そこで僕がおすすめするFIREは以下の2種。
Lean FIRE改 必要資産8,000万円
Lean FIRE改は節約をしないLean FIREです。
通常のLean FIREよりも50%程度多い運用資産を想定しています。
上述したようにLean FIREには徹底した節約が必要です。
Lean FIRE改はFat FIREのように贅沢はできませんが、Lean FIREのように節約をしなくても良いためFIRE卒業のリスクを抑えることができます。
Lean FIREやその他のFIREの詳しい解説はこちら↓
Lean FIREよりも50%多い資産
僕がおすすめするLean FIRE改は資産をLean FIREよりも50%多く用意することで、以下のようなリスクを軽減します。
個人的には、そもそも無理のある節約をFIRE後から続けたくありません。
節約の徹底ができない、突然の出費や株価の暴落などでFIRE卒業ということになれば50代で再就職する必要があります。
50代以降での再就職が基本的には厳しいことは言うまでもありません。
そうならないためにLean FIREよりも資産を多く用意するLean FIRE改がおすすめです。
50歳で8,000万円を想定
必要な資金は50歳で8,000万円を想定しています。
割と高いハードルではありますが、わずかでも生活を豊かにし、FIRE卒業のリスクを軽減する意味でも必要な対策です。
Side FIRE 必要資産5,000万円
Side FIREの特徴は以下の通り。
資産所得と副業収入で生活する
Side FIREは資産所得と副業収入で生活するFIRE。
など様々な生活スタイルがあります。
通常のFIREよりも達成が早い
Side FIREは副業収入を贅沢費に充てるため、資産所得は必要最低限の生活費のみで済みます。
副業収入分を贅沢費など自由に使えるので、副業が苦でなければQOLも高くおすすめです。
生活費に副業収入を盛り込むと危険
Side FIREでは、基本的な生活費に副業収入を盛り込むと生活が破綻するリスクがあります。
なぜなら副業収入が減った場合、日々の生活が成り立たなくなってしまうためです。
このルールを守らず、基本的な生活費に副業収入を盛り込んでしまうとFIRE卒業という最悪なシナリオを辿る可能性がある点には注意が必要です。
自分に合った時期と生活水準でFIRE
今回の記事では、
について解説しました。
簡単にまとめると、
・FIREにはいくら必要なのか
・開始時期別のシミュレーション
・おすすめのFIRE
最重要事項は、『FIRE卒業』という事態に陥らないこと。
そのためにも自分に合った
でのFIRE達成が重要です。
今回の記事は以上で終了です。
この記事が少しでもあなたの役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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