【投資】『FIRE』の定義とは!?5種類のFIREとおすすめのFIRE2選を解説

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FIREって色々種類があるみたいですけど、どんなものがあるんですか??

仕事をするかしないか、生活水準はどれくらいか。などで種類が分かれてるからそれぞれ解説するね。

今回の記事では、

・FIREの定義
・FIREの種類
・おすすめのFIRE2選
・最も重要なこと

を解説します。

この記事を読むことで自分が目指すべきFIREの種類がわかり投資・貯蓄の効率が上がります。

この記事は、

・仕事を辞めたい人
・FIREを目指している人
・FIREに興味がある人
・投資をしている人

以上に該当するあなたにおすすめです。

この記事を最後まで読んで、目標を明確化することで効率的に投資しましょう。

 

『FIRE』の定義とは

Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったものです。

・経済的自立
・早期リタイア

を意味しています。

アメリカを中心に流行していましたが、

終身雇用が終了
転職する人の増加

など働き方が変わり、ライフスタイルの1つとして日本でも注目を浴びました。

 

 

FIREの種類

仕事を退職して資産所得のみで生活するのが通常のFIRE。

・仕事の有無
・生活水準
・仕事の仕方

に応じて以下のような種類があります。

・Fat FIRE
・Lean FIRE
・Side FIRE
・Barista FIRE
・Coast FIRE

の5種類があります。

それぞれ解説します。

 

 

Fat FIRE

Fatとは豊かなという意味があります。
豊かに暮らすFIREというイメージです。

その名前の通り、早期引退後は豊かに暮らす生活スタイルとなります。
Fat FIREには以下のような特徴があります。

超富裕層(資産5億円以上)
資産所得のみで豊かな生活を送る

それぞれ解説します。

 

 

超富裕層(資産5億円以上)

超富裕層は、5億円以上の純金融資産保有世帯と定義されています。ちなみに日本では8.7世帯でわずか0.16%とされています。

Fat FIREを簡単に例えると、

5億円を年間4%で運用

年間2,000万円の所得

2,000万円-税金-社会保険料

手取り約1,500万円

通常のサラリーマンにはかなり厳しいです。
低めに想定した年間4%の利回りでも手取りは約1,500万円
庶民からすれば、かなり贅沢ができる金額です。

Fat FIREを達成するには、上述した「超富裕層」になる必要があります。
超富裕層は、以下の2種。

・オールドリッチ
・ニューリッチ

オールドリッチは、相続で代々の資産を受け継いだ富裕層。
ニューリッチは、ベンチャー企業の経営者や投資家に多い富裕層です。

 

 

資産所得のみで豊かな生活を送る

運用資産5億円以上
年間の資産所得1,500万円以上
節制・節約とは無縁
贅沢な暮らし

Fat FIREは最上位のFIREと言えます。
誰もが目指したいFIREの形ですが、難易度も最上位であることが特徴です。

 

 

Lean FIRE

Leanとは、「効率的な」「無駄がない」という意味です。

Lean FIREは、生活費だけでなく娯楽費や交際費などにたっぷりお金を使えるFat FIREとは対照的なFIREです。

・Fat FIREに比べ、かなり少ない資産で達成できる。
・生活費やその他の娯楽費、交際費等を極力節約する。
反対派がいる。

という特徴があります。

 

 

Fat FIREに比べ、かなり少ない資産で達成できる

・食事は自炊
・食材を自分で調達し自給自足に近い人も
月10〜15万円程度で生活
月10万円未満の猛者も

という生活スタイルで、

・最低限の生活費も基本は節制や節約
・Fat FIREに比べかなり少ない資産で可能。

という特徴があります。

 

 

生活費やその他の娯楽費、交際費等を極力節約する

Lean FIREで重要なポイントとなるのが、節約が徹底できるかどうか。
生活費や贅沢費を可能な限り節約することで必要な資産を最小限にするのがLean FIREです。

節約が徹底できなければ、FIREを継続することができず最も避けたい『FIRE卒業』という事態に陥ってしまいます。

資産額にもよりますが、仕事はしないけど基本的に節約しながら生活していく。というのがLean FIREです。

 

 

反対派がいる

Lean FIREには、

最低限度の生活水準じゃ満足できない
・暴落で資産が減ったら継続できない

などの反対派の意見もあります。

普段から、娯楽費・交際費にそこまでお金を使っておらず、節約も苦にならない。という方には、Lean FIREがおすすめです。

 

 

Side FIRE

Side FIREは資産所得と副業で得た収入で生活するライフスタイルです。

「仕事してるから、そもそも引退じゃないじゃん。」という意見もありますが、「本業を引退」という意味では引退できています。

Side FIREは、

最低限の生活費=資産所得
娯楽費・交際費等の贅沢費=副業収入

上記の内訳で生活します。

 

 

必要最低限の生活費=資産所得

最低限の生活費を資産所得で賄うため、副業収入が途絶えたとしても生活は継続できます。
経済的に自立しつつ、基本的な生活費以外に欲しい分は副業で賄うというスタイル。

Financial Independence, Retire Earlyの内、
Financial Independence(経済的自立)はしているけど、
Retire Early(早期リタイヤ)は完全にはしていませんが、正社員ほど労働量は多くありません。

 

 

娯楽費・交際費等の贅沢費=副業収入

Side FIREは、娯楽費・交際費等の贅沢費は副業収入で賄います。

副業の収入が不安定だったり一時的に途絶えたとしても、最低限の生活費は資産所得で賄われるためFIRE自体は継続することができます。

自分の特技や好きなことを副業にして、苦なくお金を稼ぎながら生活できます。

副業を考えている方
副業でなら労働を続けても良いという方

には、Side FIREがおすすめです。

 

 

Barista FIRE

Barista FIREは、アルバイトやパートをしながら生活するライフスタイルです。

基本的には、

必要最低限の生活費=資産所得
娯楽費・交際費等の贅沢費=バイト等の収入

となります。

 

 

必要最低限の生活費=資産所得

Fat FIREやLean FIRE、Side FIREと同様で最低限の生活費は、資産所得で賄います。

生活費は資産所得で確保されるため、
Financial Independence(経済的自立)は、達成されている状況です。
バイトorパートはしているため、Retire Early(早期リタイヤ)は完全には達成していません。

 

 

娯楽費・交際費等の贅沢費=バイト等の収入

娯楽費・交際費等の贅沢費はバイトやパートの収入で賄います。
1日3,4時間や週2,3回などの労働。という仕事の割合を減らす。という生活するスタイルです。

労働する理由は、生活費のためではなく

・社会との繋がりをもちたい
すぎて少しは働きたい
社会保険に入るため

などなど理由は様々です。

辛くない範囲での労働を許容できる人におすすめのFIREです。

 

 

Coast FIRE

Coast FIREは、

・老後資金を確保
・労働は継続
・給料は全て使う

というライフスタイルです。

そもそも「FIRE」じゃないんじゃ…

FIREから派生してできたライフスタイルとして捉えましょう。

 

老後資金を確保

老後資金といえば「2,000万円問題」。
2019年に金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループの報告書を基にした報道でした。
全ての世帯で2,000万円必要というわけではありませんが、世間になかなかの衝撃を与えました。

あれから5年経った2024年。
物価上昇の煽りを受け生活費が増えた現在。
1個80円程度で安売りされていたカップ麺が今では1個120円近くします。

単純に1.5倍と考えるのは安直過ぎるかな。とは思いますが、2,000万円以上かかると想定して然るべきです。

 

続いては、65歳〜の老後資金を3,000万円と想定してシミュレーションを行ってみましょう。
40歳でCoast FIREしたい場合、40歳までに862万円を用意する必要があります。

862万円
40歳から65歳まで
年率5%で運用

3,000万円を超える

現在は新NISAがありますし、S&P500やオルカンの平均リターンが7%程度であることを考えると5%の運用は現実的です。

 

 

労働は継続

Coast FIREも労働を継続することで、お金を稼ぎ年金や社会保険を支払います。

それじゃあ、普通の生活だよ…

それがちょっと違うんだよ。詳しく説明するね。

 

給料は全て使う

Coast FIREが通常の生活と違う点は、「給料は全て使う」という点。

通常は、老後のために数万円を貯金に…というのが一般的です。
しかし、Coast FIRE後は老後資金が既に確保されているため、将来のための貯蓄をしなくていいのが特徴です。

月5万円を貯蓄している場合なら、その5万円を貯蓄ではなく娯楽費や交際費など贅沢費に充てることができます。

貯蓄しなくて良いため、その分だけ豊かな生活ができるというのがCoast FIREです。

 

 

おすすめのFIRE2選

おすすめのFIRE2選は以下の通り。

Lean FIRE改
特技or好きなことでSide FIRE

それぞれ解説します。

 

 

Lean FIRE改

最もおすすめするFIREはLean FIREの上位版(以下Lean FIRE改)。

Lean FIREは、

生活費=資産所得
贅沢費=資産所得(極力節約)

というFIREです。

おすすめするのは、

生活費=資産所得
贅沢費=資産所得(平均レベル)

という贅沢費を節約しないLean FIRE改です。

 

 

節約なしで生活水準は平均レベル

Fat FIREと異なる点は、贅沢費にお金をかけすぎない。という点です。
1人暮らしの娯楽費・交際費の平均は約4万円

Fat FIREはジャブジャブお金を贅沢費に使う印象ですが、平均の4万円程度を贅沢費に充てるのがLean FIRE改です。

もちろん、Lean FIREよりも必要な資産は増えるとは思いますが、そこを想定して

・資産形成
・FIREの時期

を考えています。

 

 

FIRE時期50歳、必要資産は『8,000万円』

必要資産としては、単身かつ50歳での達成と仮定すると、8,000万円は必要かなと考えています。

50歳から年金を受給する65歳までの15年間を

生活費240万円/年
国民年金25万円/年
国民健康保険50万円/年
介護保険10万円/年
合計325万円

8,000万円を5%で運用できれば資産所得が400万円
20%の税金を引いても320万円

20%の税金を引いたら5万円足りません。
しかし現在は新NISAがあるので、元金1,800万円分は非課税で運用できるので、むしろ余裕が生まれる計算です。

必ず5%以上で運用できる保証はどこにもありませんが、計算上は可能です。

FIRE後に働きたくない極端な節制もしたくない。という方におすすめです。

 

 

特技or好きなことでSide FIRE

Lean FIRE改の次におすすめなFIREは、特技or好きなことで生活するSide FIREです。

個人的には、Lean FIRE改を達成した後に時間を持て余して結局、Side FIREになりそうだなぁ。と思っています。
Side FIREであればFIRE後も労働する分、上述したLean FIRE改よりも早く達成することができます。

自分の好きなことや特技を活かして副業をしたい方におすすめです。

 

 

どんな生活がしたいか

今回の記事では、

・FIREの定義
・FIREの種類
・おすすめのFIRE2選

を解説しました。

簡単にまとめると、

FIREの定義

「Financial Independence, Retire Early」の頭文字。
・経済的自立
・早期リタイア

を意味しています。

FIREの種類

・Fat FIRE
・Lean FIRE
・Side FIRE
・Barista FIRE
・Coast FIRE

の5種類。

おすすめのFIRE2選

Lean FIRE改
特技or好きなことでSide FIRE

FIREの最大のポイントは、

『どんな生活をしたいか』。
・仕事を完全に辞めたいか
・副業ならできるか
・バイトやパートならできるか
・贅沢費はどれだけ欲しいか

自分がどんな暮らしに満足するか。幸せを感じるか。
自分の求める生活水準に合わせてFIREを選択することをおすすめします。

今回の記事は以上です。
この記事が少しでもあなたの役に立てば幸いです。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。

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